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- カペラの星解説
“金色の星”「カペラ」
冬になるとひときわ明るく輝く「カペラ」。
双眼鏡でよく見ると「私こそが金色よ!」と言わんばかりの素敵な色に魅了されます。
そんな美しい“ぎょしゃ座”の一等星「カペラ」をこの季節に探してみましょう。
雌の子ヤギ
ぎょしゃ座の「カペラ」にはラテン語で「雌の子ヤギ」という意味があります。“ぎょしゃ”とは、馬車を操る人のことで、 この子ヤギを抱えているのは古代アテネの王エリクトニウスと言われています。 また、暦についても古代エジプト人が日の出と共にシリウスが昇るの日から決めていたのと同じように、 古代メソポタミアではカペラを使って新年を定めていたそうです。
天頂に近い星
秋から冬にかけては「カペラ」を見つけやすい時期となります。そもそも0.08等級と全天でも6番目に明るい星であるのですが、 これに加えて一等星の中でも最も高度が高い天頂近くと通って行くので長い時間観測することが可能となります。
冬のダイヤモンド
「カペラ」を含む「冬のダイヤモンド」が見られるこの時期は1年の中で最も賑やかな星空となります。 かの有名な「オリオン座」だけでなく他の多くの星座が一同に夜空を飾り澄んだ空は宝石箱のようです。 一等星だけで7個ありますが、実際に何個見られるかご自身で確認するのも楽しみのひとつになります。
>「カペラ」の紹介動画
【一等星「カペラ」と戦車競争の神話】
【北の1等星カペラが目印のぎょしゃ座の見つけ方!!】
>「カペラ」の解説サイト
【カペラ(暦生活)】
【カペラ(星のこと)】
【馬車をあやつり天を駆ける王「ぎょしゃ座」(アストロアーツ)】